革製品をきれいに使う方法①
今回は、革製品をきれいに使う方法についてご説明します。
・革製品専用のオイルを塗る
メンテナンスにおいて忘れがちなポイントは汚れの拭き取りを行うことです。革の表面にオイルを塗る前に、ブラシや布を使用してほこりや手垢を丁寧に落としてください。汚れやほこりが革に沈着しないように、必ず拭き取るようにしてください。
拭き取る際には、ブラシや布を使ってやさしく汚れやほこりを落としていきます。縫い目も忘れずに拭いてください。
もし汚れがひどい場合は、ブラシや布だけでなく、濡れたタオルをしぼってから革の表面を拭き取ります。汚れを水気でほぐすイメージで、やさしくゆっくりと拭き取ってください。
きれいな布に少量のオイル(またはクリーム)を取ります。使用する量はアイテムの大きさに応じて調整してください。
塗布する際は、過剰に塗らないように少しずつ塗っていくことが重要です。小物アイテム(財布やキーケースなど)では、米粒ほどの量で十分です。
適量かどうかの判断基準は、乾いた手で触れた際にしっとりとした感触を感じる程度です。手にベタっとした感じがある場合は、クリームを使いすぎている証拠ですので、乾いた柔らかい布で拭き取りましょう。
オイルやクリームを塗った後は、少し時間をおいて革に成分を浸透させます。最後に乾いた布で再度拭き取れば、お手入れは完了です。
柔らかくきれいな布を使用し、やさしく拭いてください。お手入れが完了したら、革製品を入れていた布袋に戻して保管します。直射日光の当たらない風通しの良い場所に置くことがポイントです。