傷をつけたくない

ガラスコーテイングを施工することにより、硬度を強化することができます。専用の溶剤に水と熱を加えることにより結晶化し硬化します。
施工直後は鉛筆硬度4H、2週間ほどかけて9Hまでの硬さまで硬化します。弊社コーテイング材はモースコードでいうと7までの硬さに到達します。

鉛筆硬度9Hってなに?鉛筆硬度とモース硬度の違いについて

鉛筆硬度9Hってよく見るけど何かわからないという方に、補足で詳しく説明していきます。
鉛筆硬度というものは、日本の産業製品に関する国家規格の一種です。(JIS規格)『H』とは鉛筆の芯の強さを表すのに使われる硬度の単位です。鉛筆の種類に『2B』や『HB』といったものがあるのをご存知な方も多いと思います。

HとはHard(ハード/硬い)、
BとはBlack(ブラック/黒)の、
Fとはfirm(ファーム/しっかりとした)の略字です。

3H、4Hと先につく数字が大きくなるほど、芯が硬く、色が薄くなります。
3B、4BとBの前につく数字が大きくなるほど、芯はやわらかくなり、色は濃くなります。

鉛筆の芯の種類は17種類あり、
9H・8H・7H・6H・5H・4H・3H・2H・H・F・HB・B・2B・3B・4B・5B・6Bが存在します。

スマホなどに施工するガラスコーティングの規格は一般的に上記鉛筆を使用した、『引っ掻き試験』を行います。
その結果、9Hの鉛筆で引っかき試験をしても大丈夫なガラスを用いて作成されたものが「硬度9H」を名乗ることができます。

9Hとはどれぐらいの硬さかというお話をする前に、鉛筆硬度以外にもう一つ鉱物の硬度を規格する『モース硬度』があります。

モース硬度は1〜10まで尺度が存在し、2.5が爪、10がダイヤモンドです。
モース硬度と鉛筆硬度を照らし合わせてみると9Hという鉛筆硬度は、モース硬度ではおよそ5に相当します。
つまり、プラチナより硬く、ナイフの刃より柔らかいということになります。

つまりガラスコーテイングすることにより、傷がつきにくくなります。