
本日はAppleのiPhone17です。
スマホと革製品ではこんなに違う!
ガラスコーティング施工時間の違い
近年、スマートフォンや腕時計、革バッグや財布など、
さまざまなアイテムに「ガラスコーティング」を
施工する方が増えています。
同じ“コーティング”と聞くと、施工時間も似たようなものに
思われがちですが、実は素材の種類によって大きく異なります。
特に「ハードタイプ」と「ソフトタイプ」では、
作業工程と仕上がりに差が出るのです。
スマートフォンや時計、タブレットなどのハードタイプは、
表面がガラスや金属でできているため、
施工液が均一に広がりやすく、密着も安定しています。
そのため、施工から乾燥までの時間は比較的短く、
1台あたり10〜20分程度で完了します。
(完全乾燥には20日近くかかります。)
表面の油分や汚れを除去したのち、専用溶剤を塗布
・硬化させるだけで、すぐに高硬度の保護膜が形成されます。
一方で、バッグや財布、靴などの革製品(ソフトタイプ)は、
素材自体が呼吸する「生きた素材」です。
革の種類によって吸収率や表面の質感が異なるため、
溶剤が染み込みすぎないように調整しながら
丁寧に施工する必要があります。
また、素材に均等に膜を作るためには、
複数回の重ね塗りや乾燥工程が必要になるため、
1点あたり1~2時間前後かかることが一般的です。
(心斎橋店では乾燥も含めて4日お預かりします。)
(完全乾燥には20日近くかかります。)
特にスムースレザーやヌメ革などは、
ムラを防ぐための時間をしっかり取ることが重要です。
このように、施工時間の違いは素材の特性に
合わせた最適な処理を行っているからこそ。
ハードタイプは「硬度と防汚性」を重視、ソフトタイプは
「柔軟性と風合い維持」を重視しており、
それぞれ異なる技術で仕上げています。
当店では、素材に最適な専用溶剤を使い分け、
見た目や手触りを損なわない丁寧な施工を心掛けています。
スマホも革製品も、どちらも長く美しく使うために、
素材に合わせた施工をぜひお試しください。
ご興味がありましたら、
まずはご相談ください。
お待ちしております。

