アルコール消毒で画面が曇った!その原因と対処法

グラシオン秋葉原です。

感染症対策や手指消毒の習慣が広がる中、スマホの画面をアルコールで拭く方も多いでしょう。
しかし、「画面が白く曇った」「ツヤがなくなった」「タッチ反応が悪くなった」などのトラブルが起きることがあります。
実は、アルコールによる画面曇りはスマホの素材を傷めてしまった結果なのです。

■ アルコールで画面が曇る原因

スマートフォンのディスプレイは、ガラスの上に「防汚コーティング」や「撥油膜」と呼ばれる薄い保護層が施されています。
この膜があることで、指紋や皮脂が付きにくく、滑らかな操作感を実現しています。

しかし、市販の除菌アルコール(特にエタノール濃度70%以上)はこのコーティング層を徐々に溶かしてしまうことがあります。
その結果、表面の光沢が失われ、曇ったように見えたり、白っぽいムラが発生してしまうのです。

また、アルコールは揮発性が高く、拭いた際に水分が急速に蒸発してムラが残るのも曇りの原因のひとつです。
特に画面保護フィルムやガラスフィルムを貼っている場合、フィルムと液晶の間に微細な水分が入り込むと曇りが強く見えることもあります。

■ 曇ってしまった時の対処法

曇りを発見したら、まずは焦らず次のステップを試してみましょう。

① マイクロファイバークロスで優しく拭く

ティッシュやキッチンペーパーは繊維が荒く、画面を傷つける恐れがあります。
柔らかい眼鏡用クロスなどを使い、力を入れずに優しく拭き取ることが大切です。

② 水や中性洗剤は使わない

水分や洗剤成分が内部に入り込むと、タッチパネルの不具合につながる可能性があります。
どうしても落ちない場合は、乾いたクロスで時間をかけて磨くようにしましょう。

③ 専門店での「再コーティング」がおすすめ

アルコールで溶けてしまったコーティング層は自然には元に戻りません
スマホコーティング専門店では、液体ガラスを使った「再コーティング施工」で本来の艶と滑らかさを復活させることができます。

ナノレベルのガラス被膜を形成することで、曇りだけでなく指紋汚れや小傷の防止にも効果的。
一度施工すれば、約2~3年は撥水・防汚性能が持続します。

■ 今後、曇りを防ぐための予防策

  1. 消毒はアルコール不使用のクリーナーを使う
     スマホ専用の除菌シートや、ノンアルコールタイプのクリーナーを選びましょう。

  2. コーティングを施工しておく
     ガラスコーティングをしておくことで、アルコールなどの薬品からも画面を保護できます。
     スマホを長くきれいに保ちたい方には特におすすめです。

  3. 直射日光下での清掃は避ける
     熱によってアルコールが急速に乾燥し、シミやムラの原因になります。

■ コーティングで新品のような光沢を取り戻そう

「画面が曇ってもうダメかも…」と思っても、まだ諦める必要はありません。
専門店によるガラスコーティングで、傷や曇りを目立たなくし、滑らかな操作感を復活させることができます。
さらに、抗菌・防指紋・防汚効果も得られるため、日常のメンテナンスが圧倒的に楽になります。

スマホを毎日清潔に保ちながら、長く快適に使うために——
アルコールで傷んだ画面は、ぜひ一度コーティング専門店にご相談ください。

東京秋葉原店