黒い革製品に白い汚れが付く原因と対策

革製品を使用していると「頻繁に汚れが付く、くすみ・シミができている」といった悩みに直面したことはありませんか?お気に入りの革製品なのに、こういった状態になってしまうと、どうケアしていいか分からず焦ってしまいますよね。

本記事では、黒い革製品に白い汚れが付く原因と対策について解説します。

 

革製品に汚れが付く原因は?

革製品に汚れが付く原因は、手の脂の皮脂(手垢)や洋服などから付着するホコリやゴミなどです。このまま放置すると本革が傷む原因になり、長く愛用したい場合は定期的なケアが必要です。 ビジネスバッグなど黒ずんでいる場合、ケアを怠らずに大切に使い続けることが重要です。また、保管していても革製品は黒ずむ可能性があります。 革製品は水分や温度の管理が必要な環境で保管されると、乾燥して劣化し、カビや黒ずみが生じることがあります。保管する際には適切な環境管理が必要なので注意しましょう。

 

革製品に汚れが付いたときの対処法・対策法

手垢汚れやくすみを落とす方法

手垢汚れを落とす手順は以下の通りです。

  1. 強くこすらず、手垢の気になる部分を軽く乾いた布で拭きます。
  2. 革の素材に合った革用保護クリームを少量塗り、ゆっくり伸ばして革製品全体に均一に馴染ませます。
  3. 勝負日光の当たらない風通しの良い場所に30分ほど置いて乾燥させます。
  4. 乾いたら布で丁寧に拭きとり、革製品用の防水スプレーを30~50cmほど離して全体に吹きかけます。
  5. スプレーの後は再び20~30分乾燥させ、最後に布で拭いて汚れを取り除きます。

この手順を実行することで手垢の汚れを効果的に落とすだけでなく、手垢の汚れを防ぐ効果もあります。 なお、革の素材や色、加工方法によっては完全に落とせない場合もあります。

黒ずみの汚れを落とす方法

革製品から黒ずみの汚れを落とす方法は以下の通りです。

  1. 強くこすらないことが重要です。革製品専用クリームを使う場合は、やわらかい布で黒ずみの気になる部分にクリームを塗り、汚れと馴染ませます。
  2. 洗剤を使って洗う際は、まずブラシで革製品の表面のホコリや汚れを落とします。 汚れがひどい場合は、水や中性洗剤を使って丁寧に拭きます。
  3. 黒ずみを落とす際は、革専用のクリーナーや中性洗剤を水で薄めたものを使って、黒ずみ部分を軽くこすります。
  4. 最後に、革の素材に合わせた革用コンディショナーで仕上げます。 クリーナーで革の油分を落としてしまった場合には、コンディショナーで補うことが大切です。コンディショナーを使いこなすと革が柔らかくなりすぎる可能性があります。

注意点として、強くこすり過ぎないことや、コンディショナーを使い過ぎないようにすることが重要です。 革製品によっては、特定のクリーナーやコンディショナーが必要な場合もありますので、革の素材を確認してから作業に取り込むことが大切です。

革製品にセラミックコーティングする

革製品は繊細であるが故、こまめなお手入れが必要です。けれどもそんな時間はなかなか作れないという方にお勧めなのがセラミックコーティングです。セラミックは、金属・酸素・窒素・炭素などからなる化合物で、非常に丈夫で、耐擦り性能、耐雨染み性能が高いことに加え、鏡面光沢による艶が特徴です。また、耐薬品性や紫外線抵抗、そして落書きなどからも保護してくれる特長があります。

セラミックコーティングを行うことで、傷の防止はもちろんのこと、乾燥や水シミ対策の効果を半永久的に与えることができます。また、今まで使い込んでて白く擦れてしまった、汚れてしまった革製品でも新品同様の光沢感を与えることも可能です。セラミックコーティングの他にも超撥水コーティングであれば水をシャットダウンしてくれるので、水シミを防ぐこともできます。

エルメス クロコダイル財布へのセラミックコーティング。 小傷が見えなくなり、ツヤUP、強度UPしています。普段のお手入れも簡単になり、施工後に万一傷がついても塗り直し修復することができます。

 

 

セラミックコーティングのご依頼・ご相談はグラシオン

革製品に付く白い汚れを取り除いて防止したい場合はGlationのセラミックコーティングがおすすめです!

セラミックコーティングは、傷の防止や乾燥、水シミ対策の効果を半永久的にもたらします。 さらに、使っているうちに軽く擦ったり汚れたりした革製品でも、新品同様の光沢感を取り戻すことができます。

 

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