ロレックス、オメガ、タグ・ホイヤー、カルティエなど、長く愛用するほどに価値が増す高級時計。しかし、どれほど大切に扱っていても、日常の使用で**「小傷(こきず)」**がついてしまうのは避けられません。
そんなとき、「研磨してピカピカに戻したい」と考える方は多いですが、やり方を誤ると時計の価値を下げてしまうことも。今回は、時計の小傷を安全に消す方法と、コーティングによる再発防止策を詳しく解説します。
■ 高級時計に小傷がつく主な原因
高級時計のケースやベルト部分には、ステンレス、チタン、金属メッキ、ゴールド、プラチナなどの素材が使われています。これらの金属は非常に硬いものの、日常生活の中で次のような場面で傷が入ることがあります。
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デスクやパソコン操作中に金属部分がこすれる
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ジャケットやバッグの金具に当たる
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時計同士がぶつかる
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汗や皮脂による酸化で表面がくすむ
特に鏡面仕上げのモデルは、光の反射で細かな線傷が目立ちやすいため、ちょっとした擦れでも「ツヤが落ちた」と感じる方が多いのです。
■ 小傷を消すには?「研磨」で輝きを取り戻す
時計の傷を消すために最も効果的なのが「研磨(ポリッシュ)」です。
専用の研磨剤や機械で表面を均一に磨き、浅い傷をならしていく方法です。
ただし、ここで注意すべき点があります。
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やりすぎはNG
研磨は素材を“削る”ため、繰り返し行うとケースが薄くなり、形が崩れたり、刻印が消えたりすることがあります。特にステンレスやメッキ素材では慎重な作業が必要です。 -
素人研磨は危険
市販の研磨剤やクロスを使うと、部分的にムラが出たり、艶が不自然になったりします。プロは素材に合わせて研磨力や回転数を調整しており、均一な仕上がりを実現できます。
グラシオンでは、専門スタッフが時計の素材・状態を見極めたうえで、最適な研磨方法を選択。傷を最小限に削りながら新品同様の輝きを再現します。
■ 研磨後の「コーティング」で美しさをキープ
せっかく磨いても、そのまま使えばまた同じように傷がついてしまいます。
そこでおすすめなのが、ガラスコーティングです。
ガラスコーティングは、時計の表面にナノレベルの透明被膜を形成し、金属やガラス部分を物理的な摩擦や酸化から守ります。
コーティングのメリット
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小傷防止:日常の擦れや衝撃を軽減
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酸化防止:汗・皮脂による変色を抑制
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撥水・防汚効果:皮脂や水滴が付きにくく、手入れが簡単
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長持ちする光沢:研磨した後の艶をキープ
さらにグラシオンのコーティングは、時計ブランドの質感を損なわずに施工可能。マット仕上げのモデルにも対応しており、自然な見た目を維持します。
■ 高級時計の研磨+コーティングはプロに任せる
ロレックスやオメガなどの高級時計は、精密機械であると同時に資産価値の高いアイテムです。
「見た目を綺麗にしたい」と思っても、DIYでの研磨やクリーニングはリスクが伴います。特に、防水パッキンや文字盤に影響を与える恐れがあるため、必ず専門店に相談するのがおすすめです。
グラシオンでは、時計の素材やブランド特性に合わせた最適な施工を行い、
「研磨で美しく」+「コーティングで長持ち」を両立します。
■ まとめ
高級時計の小傷は、避けることは難しくてもケア次第で新品のような輝きを取り戻すことが可能です。
研磨でリフレッシュし、コーティングで傷や酸化を防ぐことで、長く愛用できる一本になります。
「ロレックスのケースがくすんできた」「ステンレスの小傷を消したい」などのお悩みは、ぜひ一度グラシオンにご相談ください。
あなたの大切な時計を、もう一度“購入当時の輝き”へ導きます。

