革製品が色落ちする理由と対策②

みなさんこんにちは!

グラシオン秋葉原店です!

前回から鞄などをはじめ革製品の色落ちの原因と対策をお送りしています。

前回は革製品が色落ち、色うつりする理由をお送りしました。

今回はその革製品自体の色落ちは防げるか?というテーマでお送りします。

調べたところ下記の理由で色落ちしない革を作るのは難しいようです。

・低温染色(高温染色すれば定着がよくなるが、革は耐熱性が低く、風合いが損なわれる)
・皮の断面を染める高拡散性の酸性染料を使用するため、汗や雨で溶出されやすい
・染色後に多量の加脂剤(柔軟効果を与えるもの)を加えるため、革と染料との結合性が一層弱くなる

色落ちしないように表面を加工して完全に色止めをすればよいのでしょうが、それでは革製品の良さが失われてしまうので表裏一体といったところでしょうか。

いかがでしょうか?

ここで皆様はこう思われませんでしたか?

それでもなるべく色落ちしない方法はないのか?

次回は色落ち対策をお送りします。

 

今後ともコーティング専門店グラシオン秋葉原をよろしくお願いいたします!!