革製品が色落ちする理由と対策①

みなさんこんにちは!

グラシオン秋葉原店です!

暖かい季節になり、鞄を持ってお出かけする人が増えましたね。

そんな時に鞄の色落ちが気になったりしませんか?

今回は鞄などをはじめ革製品の色落ちの原因と対策を3回にわたってお送りします。

一回目の今回は「革製品が色落ち、色うつりする理由」をお送りいたします。

まず前提として革製品は色落ちするものという概念です。

色落ちの原因としては2つあって、一つが革に含まれる染料や顔料が他の繊維素材や革に移る場合、もうひとつは染色革の細かい繊維粉末の付着が考えられるようです。

一つ目は一般的な革製品の色落ちで、革ち染料・顔料の結合が弱いために他の繊維などを汚してしまう場合です。

二つ目はスエードやヌバックの起毛処理によって生じるバフ粉が最終まで残ってしまった場合です。

みなさんがお悩みの色落ちは一つ目の一般的な色落ちが悩みだと思います。

いかがでしょうか?

ここで皆様はこう思われませんでしたか?

そもそも原因の【革の染料・顔料の結合が弱い】というものは防げないのだろうか??

次回は色落ちは防げるのか?

そのことを検証した内容をお伝えします。