こんにちは。コーティング専門店グラシオン秋葉原です。
革ブーツは、秋冬のファッションに欠かせないアイテムです。しかし本革ならではの弱点として、水・汚れ・乾燥・擦れといったダメージの蓄積があります。特に「雨でシミになった」「つま先の色落ちが気になる」「表面がカサついて劣化してきた」といった相談はとても多く、放置すると寿命が大きく縮んでしまいます。
そこで近年人気が高まっているのが、革靴・ブーツ向けのガラスコーティングです。従来のクリームケアでは防げなかったダメージや水分トラブルを大幅に軽減できるため、革ブーツの新しいメンテナンスとして注目されています。
ここでは「革ブーツにコーティングがなぜ必要なのか」「市販のケアとの違い」「効果」といったポイントを専門店目線で解説します。
■ 革ブーツはなぜ傷みやすい?本革の弱点を知る
革は“生きていた素材”であり、呼吸しながら湿気を吸い、油分を放出する特徴があります。
そのため、以下のような環境に弱い性質があります。
● 水に弱い ― シミ・水ぶくれの原因
雨に濡れると革の繊維の油分が流れ、シミや輪ジミが残ります。乾くと硬化し、ひび割れの原因にも。
● 乾燥に弱い ― カサつき・ひび割れ
冬場の乾燥した空気は革表面から油分を奪い、カサつき・硬化・割れが起きやすくなります。
● 摩擦で色落ち ― つま先やサイドが白っぽくなる
歩く動作による擦れで色が抜け、古びた印象に。
● 汚れや皮脂が浸透する
土・砂・皮脂が革の内部に入り込み、黒ずみや変色につながることも。
これらのダメージは、一度起きると元に戻すには高度なケアが必要となります。
革ブーツを長く美しく履くためには事前の保護が非常に重要です。
■ 革ブーツのコーティングとは?ガラス被膜で革を守る最新技術
当店の革ブーツコーティングは、革表面に**ナノレベルの透明ガラス膜(無機質被膜)**を形成し、水・汚れ・摩擦などの外的ダメージをブロックする仕組みです。
● え?革にガラス?硬くならないの?
→ 硬くなりません。質感はそのまま、柔軟性は維持。
革の通気性も損なわないので、ブーツ特有の“しっとりした質感”は変わりません。
■ 革ブーツコーティングの主な効果
✔ 1. 圧倒的な撥水性能 ― 雨でもシミになりにくい
ガラス膜が水を弾き、表面に水滴が転がるように。
雨の日でもシミ・水ぶくれを大幅に軽減できます。
✔ 2. 汚れが付着しにくい
土汚れ、砂、皮脂が内部に入り込みにくく、表面をさっと拭くだけでキレイをキープ。
✔ 3. 摩擦に強い ― つま先の色落ち防止
歩行時の擦れによる色落ちを抑え、ブーツの劣化スピードを大幅に遅らせます。
✔ 4. 乾燥から革を守る ― ひび割れ対策にも◎
ガラス膜が油分の蒸発も抑えるため、冬の乾燥対策にも有効。
✔ 5. ツヤが増し、高級感がアップ
革本来の美しいツヤが引き立ち、見た目がワンランクアップ。
■ 市販のクリームとの違いは?併用できる?
革靴クリームとコーティングは目的が異なります。
| 項目 | クリーム | ガラスコーティング |
|---|---|---|
| 持続期間 | 数週間〜1ヶ月 | 半年〜1年 |
| 効果 | 保湿・ツヤ出し | 保護・防水・防汚・耐摩擦 |
| 耐久性 | 歩くと取れる | 擦れにも強い |
| 併用 | 必要 | クリームの上から施工不可 |
コーティングは「革の鎧」、クリームは「スキンケア」のようなイメージです。
クリームだけでは防げないダメージを、コーティングでしっかりガードできます。
■ 特にコーティングをおすすめしたい革ブーツのタイプ
● レッドウィングやダナーなどのワークブーツ
アウトドア用途で汚れや摩擦が多く、コーティングのメリットが大きい。
● レザーのロングブーツ
雨や擦れのダメージを受けやすい。
● 高級ブランドブーツ(ルブタン、サンローランなど)
色落ちやシミのリスクが高いため、早期コーティングが◎。
■ 施工はプロに任せるべき理由
革は繊細な素材であり、状態によって最適な施工方法が異なります。
● 色ムラ
● 乾燥
● オイル量の違い
これらを見極めずに施工すると、仕上がりに差が出たり、ムラが出ることがあります。
プロの施工なら均一なコーティング膜・最適な前処理で長持ちさせることができます。
■ まとめ:革ブーツは「守るケア」が長持ちのカギ
革ブーツは少しのダメージが積み重なるだけで、見た目が大きく劣化します。
そのため、購入直後や傷みが少ないうちの早めのコーティングが最も効果的です。
■ 革ブーツのコーティングはグラシオン秋葉原へ
当店では、革ブーツの状態に合わせて最適な施工を行い、
防水・防汚・耐久性を高めて美しさを長期間キープします。
⭐ 持ち込みOK
⭐ 郵送サービス対応
革ブーツを長くキレイに使いたい方は、お気軽にご相談ください。

