本革と合皮、コーティングの効果はどう違う?

こんにちは。コーティング専門店グラシオンです。

高級バッグ・財布を長く美しく保つために

レザー製品を購入する際、多くの方が迷うのが「本革と合皮(人工皮革)の違い」。
どちらも一見すると似ていますが、耐久性や経年変化、メンテナンス性は大きく異なります。
そして、その特性に合わせて最適な保護方法を選ぶことが長持ちさせるカギとなります。

特にバッグ・財布・スニーカーなど日常的に触れる革製品は、
コーティングの有無で寿命が大きく変わります。
そこで今回は、本革と合皮それぞれにコーティングがどんな効果をもたらすのかを徹底解説します。

◆ 本革の特徴とコーティング効果

本革は動物の皮を使った天然素材。
最大の魅力は 使うほどに深まる艶と風合い、いわゆる経年変化(エイジング)です。
しかしその反面、水分・油分・汚れに弱く、摩擦による小傷もつきやすい素材でもあります。

ここにガラス・セラミックコーティングを施すと、

✔ 表面に無色透明の硬い被膜を形成
✔ 水ジミ・色移り・皮脂汚れを大幅に軽減
✔ 摩擦傷に強くなり、艶が綺麗に持続
✔ 湿気によるカビの発生を予防

つまり、本革本来の表情を楽しみながら 美しさを長くキープできるというのが最大のメリットです。
特にルイ・ヴィトン・エルメス・ボッテガなど柔らかく高級なレザーには効果を発揮します。

◆ 合皮の特徴とコーティング効果

合皮(PUレザー・PVCレザー)は人工的に作られた素材で、
本革に比べ価格が手頃で、最初から均一で美しい質感が魅力です。
ただし 加水分解による劣化(ベタつき・裂け) が最大の弱点。

そこでコーティングが役立ちます。

✔ 摩耗による表面荒れを抑える
✔ 汗・皮脂・整髪料・皮膜剥がれを防ぐ
✔ ベタつき劣化の進行を軽減
✔ 型崩れ・色落ちを防ぎやすい

合皮は一度劣化すると修復が難しいため、購入直後の施工が特におすすめです。
予防メンテナンスという考え方が、合皮においては最も重要です。

◆ 違いをまとめると…

本革 合皮
経年変化 変化を楽しめる 劣化方向が多い
汚れ・傷 つきやすい ひび割れや剥離リスク
コーティング相性 非常に良い◎ 劣化予防として効果大○
おすすめ施工タイミング 使用前〜初期 購入直後が最適

革製品を長く愛用したいなら、コーティングという選択

本革は魅力を活かしたまま美しく。
合皮は劣化を遅らせて長持ちさせる。

どちらにも「素材に合わせた最適な保護」が欠かせません。
バッグ・財布・スニーカーなど日頃からよく触れるものほど、
コーティングの有無で数年後のコンディションが大きく変わります。

\施工・相談受付中/
革製バッグ・革財布・スニーカーなど、ブランド問わず対応可能。
新品でも使用中でも施工できます。

💬「お気に入りを買ったので長く使いたい」
💬「汚れがつく前に保護したい」
そんな方はお気軽にお問い合わせください。

東京秋葉原店