ロレックスの哲学を守る。オイスターケースの歴史と、グラシオンのコーティングが時計にもたらす価値

こんにちは。コーティング専門店グラシオンです。

ロレックスの時計が世界中で愛され続ける理由は単に“高級だから”ではありません。
そこには、ロレックスが100年近く積み上げてきた技術革新、そして「どんな環境でも正確に時を刻むべき」という哲学が深く関わっています。その象徴ともいえるのが、1926年に誕生した オイスターケース。世界初の防水腕時計として登場し、腕時計の常識を変えた歴史的発明です。

それまで腕時計は水や汗に弱く、湿気で故障するのが当たり前でした。しかしロレックスは、ねじ込み式の裏蓋・風防・リューズを採用することで水の侵入を防ぎ、「腕時計は弱い」という固定観念を覆します。実際、1927年には、メルセデス・グライツという若い女性がロンドン海峡の遠泳に挑戦した際、ロレックスのオイスターを着用し、見事に完全動作を維持。それをきっかけに、ロレックスの防水性能は世界的に注目されるようになりました。

今回取り上げるモデルも、この伝統を受け継ぐ オイスタースチール製ロレックス。オイスタースチールは、ロレックスが独自に開発・仕上げを行う特別なステンレス素材で、一般的な316Lステンレスよりも耐食性・強度に優れ、光沢感も美しいのが特徴です。さらに、淡いパープルの文字盤は光の角度によって印象を変え、現代的な柔らかさと個性を併せ持つカラーとして高い人気を誇ります。

しかし、どれほど強靭な素材であっても、時計は常に手首につけるもの。
つまり 「最も傷みやすい高級品」 と言い換えることができます。
鏡面部分は微細な擦れで輝きが鈍くなり、ケースのエッジには生活傷がつき、ガラスには皮脂や汚れが付着します。ロレックスに限らず、高級時計が日常で受けるダメージは想像以上に多く、さらに研磨は回数に限度があるため、むやみに磨けばケースやラグが痩せてしまうリスクもあります。

そこで重要となるのが、「傷を防ぐ」というアプローチ。
つまり、コーティングという新しい保護の選択肢です。

コーティング専門店グラシオンでは、腕時計専用に最適化したガラス・金属対応コーティングを採用し、時計の質感を変えることなく透明な保護膜を形成します。これは従来の保護フィルムとは違い、貼り跡や浮きが出ず、ケースの曲線や複雑な形状にも隙間なく密着します。

今回のロレックスに施した施工では、以下の効果を最大化しました。

鏡面部分の微細な擦れを軽減
指紋・皮脂汚れの付着防止
ステンレスの酸化によるくすみを予防
ガラス面の防汚・撥水効果の向上
研磨せずに“綺麗を維持する”という新しい選択肢

高級時計は「買って終わり」ではなく「育てていく」ものです。
特にロレックスは、日常でも使える堅牢性を持つからこそ、さらにケア次第で美観と価値が大きく変わります。
資産価値として保管する人にとっても、毎日着用する人にとっても、“時計が受けるダメージを未然に防ぐ”ことこそが、時計を長く楽しむための最も重要なメンテナンスです。

グラシオンのコーティングは、ロレックスの美しさを損なうことなく保護し、さらに艶感や透明度を上品に引き立ててくれます。
新品時に施工すれば、長期間美しい状態を維持できますし、すでに使用している時計でも、洗浄後に施工することで劣化進行を抑えることができます。

時計は時間を見るための道具以上の存在。
その人の価値観、人生の歩み、思い出を刻むパートナーです。
だからこそ、守る価値があります。

ロレックスをこれからも永く、美しく使い続けたい方へ——
グラシオンが“あなたの時間を守る”お手伝いをいたします。

東京秋葉原店