バッグの角スレや色落ちを防ぐ方法 ― コーティングでできること

グラシオン秋葉原です。

お気に入りのブランドバッグを長く愛用していると、避けられないのが「角スレ」や「色落ち」といったトラブルです。特に日常使いをしているバッグは、知らず知らずのうちにテーブルや床、衣服との摩擦でダメージを受けています。購入当初の美しい状態を維持するためには、事前のケアが欠かせません。そこで注目されているのが「バッグコーティング」です。今回は、角スレや色落ちの原因と、コーティングでできることについて解説します。

バッグの角スレ・色落ちが起こる原因

バッグのダメージは「使い方が悪いから」ではなく、日常的な動作によって自然に発生するものです。

  • 角スレ:バッグの四隅や底面は、地面や机に触れやすく、摩擦によって素材の表面が削られてしまいます。特に柔らかいレザーはダメージを受けやすい部分です。

  • 色落ち:紫外線や摩擦、湿気、皮脂汚れによって、革や布地の染料が徐々に退色していきます。明るいカラーやパステル調のバッグは変色が目立ちやすい傾向にあります。

  • 水分や汚れ:雨や飲み物の水滴が染み込むとシミやカビの原因となり、結果的に色ムラや退色を引き起こすこともあります。

いくら気を付けていても、これらの現象を完全に避けるのは難しいのが実情です。

コーティングでできること

バッグの劣化を防ぐ有効な方法が「ガラスコーティング」や「超撥水コーティング」です。

1. 摩擦から守る

ガラスコーティングは、バッグの表面にナノレベルの透明被膜を形成します。これにより、角部分の摩擦によるダメージを軽減し、スレや剥げを起こりにくくします。

2. 色落ち防止

紫外線や外的要因から革の染料を守る効果もあり、退色や色ムラを抑えることができます。特に明るいカラーのバッグや、限定色のアイテムをお持ちの方には大きなメリットです。

3. 撥水・防汚効果

超撥水コーティングを施すことで、水や汚れをはじき、シミやカビの発生を防ぎます。雨の日や突然の飲み物のこぼれにも強く、拭き取るだけで綺麗な状態を保てます。

4. 見た目を損なわない

コーティングは透明なので、バッグ本来の色味や質感をそのままに保てる点も安心です。「ツヤが変わってしまうのでは?」と心配される方も多いですが、自然な仕上がりを実現できます。

他のケア方法との違い

市販のレザークリームや防水スプレーと比べると、コーティングは持続力や保護力に優れています。スプレーは効果が数週間~数か月程度しか持たないのに対し、コーティングは数年単位で効果を維持できるのが特徴です。

また、スプレーのようにムラになったり白残りしたりする心配もありません。大切なブランドバッグには、より安定した効果を持つコーティングが適しています。

バッグを長く愛用するために

ブランドバッグは単なるファッションアイテムではなく、資産価値を持つ存在でもあります。角スレや色落ちを放置すると、修理やリペアに高額な費用がかかる場合もあります。コーティングを行うことで、未然にダメージを防ぎ、バッグをいつまでも美しい状態で楽しむことができます。

特にエルメスやシャネル、ルイ・ヴィトンなどの高級ブランドバッグは、中古市場でも価値が大きく変わります。コーティングは「美しさ」と「資産価値」を守る投資といえるでしょう。

まとめ ― コーティングという選択肢

バッグの角スレや色落ちは避けられないものと思われがちですが、事前にコーティングを施すことで大幅に軽減できます。普段使いする大切なバッグを守りたい方、いつまでも購入時のような美しさを保ちたい方にとって、コーティングは最適なケア方法です。

グラシオンでは、バッグの素材やカラーに合わせた最適なコーティングを提案しています。角スレや色落ちに不安を感じている方は、ぜひ一度ご相談ください。

東京秋葉原店