こんにちは!グラシオン京都河原町店です。
前回に引き続き、加水分解について、お話ししていきます。
しかし、実は加水分解を起こしやすいポリウレタン(ウレタンゴム)は製造された時から加水分解という名の劣化が始まります。
したがって、加水分解を起こしたスニーカーの寿命年数は2~3年、長くても5年だと言われています。
もし、こだわって中古のスニーカーを購入した場合には、寿命年数はもちろんそれ以下になります。
最近では、ソール部分に加水分解を起こしにくい素材を使用したスニーカーも発売されています。
しかし、一般的なスニーカーの寿命年数は、多湿である日本の風土を考えると、ポリウレタン(ウレタンゴム)に変わる高性能の素材がソールの材料の主流とならない限り変わることはないでしょう。
次回もお楽しみに!